
ネットで見つけた「家付き土地」が移住のきっかけに♪目指すは「稼げる農業」!
激務だったサラリーマンが社会課題に関心を持ち、地方へ
多忙な会社員時代、山口さんは中小企業の事業承継や農業の後継者不足といった社会問題に関心を持つようになりました。特に、高齢化と後継者不足による農業の衰退を危惧し、「稼げる農業」の必要性を強く感じました。
ネットで見つけた「家付き土地」が移住のきっかけに
大崎市との関わりは、約3年前。インターネットで「家付きの」土地を探していた際に、偶然、物件を見つけました。初めて大崎市を訪れたのも、その物件を見に行くためでした。
「出張族」経験を活かしたストレスフリーな二地域居住スタイル
土地購入後、東京と大崎市を往復する二拠点生活を開始。現在は大崎市に住民票を移し、出張の多いサラリーマン経験から2時間程度の移動は苦にならないそう。この生活により、ストレスが大幅に減り、自然との触れ合いが格段に増えたと感じています。
地域に溶け込むには?偶然と積極性から生まれた繋がり
移住後、旅館滞在中に地元住民と交流を始め、隣家の区長さんとの縁もあり地域行事に参加。若手として歓迎され、地域に溶け込みました。ジェラート店オープン後は観光協会などで人脈を拡大し、方言が少なかったことも地域に馴染む助けとなりました。
目指すは「稼げる農業」多角的な事業展開とその戦略
2024年、自家農産物を使ったジェラート店とキャンプ場をオープン。翌年には観光農園も始めました。加工しやすい作物を育て、少ない人数で効率的に農業を営んでいます。今後はバーベキュー場やサウナも計画しており、農業と観光を組み合わせた持続可能なビジネスを目指しています。
新規就農を後押し!大崎市の農業委員会の「柔軟な対応」
新規就農にあたり、青年等就農計画の申請や関係機関を積極的に訪問しました。特に、大崎市農業委員会は毎月手続きが可能など柔軟な対応で、新規就農者にとって大きな魅力だと感じています。
【移住検討者必見】二地域居住&農業のリアルな注意点
農業での二地域居住には年間半年以上の居住が必須です。山口さんによると、大崎市では冬場の農作業が難しいため、季節ごとに拠点を移す選択肢もあるとのこと。まずは「住む場所」の確保が重要で、住民票を移す際には居住の実態が確認される場合もあるそうです。
移住で生活はどう変わる?ストレス減、自然増、そして多様な交流
大崎市で二地域居住を始めたことで、自然に触れる時間が増え、サラリーマン時代のストレスも軽減されたと山口さんは話します。大崎と東京を行き来する中で、普段出会えない多様な人々と交流できるのが「面白く、良い経験」と感じているそうです。

自然豊かな場所にある鳴子農園



ヘーゼルナッツの木♪成長が楽しみです!

